男性看護師の「生き残り術」とは?



男性看護師というと、一般の方にはそれほど広く浸透していない感はあります。実際、年配の方で男性看護師は注射を打てない(=医療行為ができない)と信じ込んでいる方もいるほどです。また人によっては、女性に囲まれた職場だけに羨ましい、と感じる方もいるかもしれません。

ですが、現役の男性看護師の方ならお分かりの通り、女性看護師には気の強い方も多く、職場で居心地の悪さを感じる場面も少なくないはずです。もちろん仕事と割り切って女性看護師と接すれば済む話ですが、病院の中のような人間関係が仕事に決定的に影響するような職場では、女性看護師とはできるだけ上手に接したいところです。

そこで、ここでは男性看護師が職場で孤立せずに女性看護師と上手に接することができる方法、つまり職場での「生き残り策」について紹介します。


1.いい意味で自己主張をしない

女性看護師はその仕事柄のせいもあり、男勝りな方が多い傾向にあります。そしてそれだけに、口論になっても引かないし、変な形で口論が終わると後々まで根に持たれることもあります(もちろん一部の女性看護師だけですが)。ということもあるので、基本的に譲れるところは女性看護師に譲り、聞き役に徹するとよいでしょう。あまり自己主張はしない方が無難です。

こうした事なかれ主義をよしとしない方もいるかもしれませんが、病院は基本的に人間関係重視の職場ですので、多少仕事の効率が落ちても無難にやり過ごす方が良いと思います。

ただし、仕事の上でどうしても譲れない場面は引いてはいけませんし、(患者の立場に立った)男性ならではの目線での意見があるなら、述べた方が良い場面もあります。この辺のさじ加減が難しい所ですが。。

あと注意点としては、男性看護師になった以上は変なプライドを持たないことです。「男性は女性より偉い」なんて考えを持っている方では、絶対に病院看護師としてはやっていけないでしょう。時々、司法試験や医学部受験に失敗した方で看護師になる方もいるそうですが、変なプライドを持ってる方は例外なく辞めていくそうです。


2.これはという特技を持つこと

男性看護師と言えど看護師ですから、女性看護師と平等に扱われるべきというのが理想です。ですが現実には、看護師ではいまだに女性の方が圧倒的に多いですし(看護師に占める男性の割合は6%強です)、男性が看護師をやっていることに違和感を感じる女性看護師の方も少数ながらいます。

ですので、単に女性看護師と同じ技量を持っているというだけではダメで、男性看護師ならではの強みを持っていると職場でも重宝されます。分かりやすい例でいえば、力仕事ですね。基本的に男性の方が女性より力が強いので、力仕事を率先してやるのはオススメです。

変わったところでは、パソコン作業ができると重宝されます(エクセルとか)。女性は基本的にPC作業が得意でない方が多いためです。何か職場で役に立ちそうな、これはという特技を身に着けるようにしてください。


3.不真面目な恋愛はしない

サラリーマンについても当てはまることですが、特に男性看護師の場合、職場で恋愛関係の「変な噂」が広まると一気に仕事がやりづらくなるので、要注意です。というのも女性は基本的に噂好きですので、この手の恋愛系の話はあっという間に職場中に広がります。

といって、別に女性看護師と付き合うのは止めましょうという意味ではないです。同じ職場で長時間働いていれば恋愛感情を抱きやすくなるのは自然のことですし、病院内の男性看護師は全員が看護師と結婚しているというケースも珍しくありません。


男性看護師は今後も重宝される

以上、男性看護師の「生き残り術」を見てきましたが、いかがだったでしょうか?もし将来看護師を目指す男性の方が見たら、あるいは窮屈さを感じたかもしれませんが、今後も男性看護師は重宝されることが間違いないと見ています。

たとえば、慶應大学病院では男性看護師を積極的に採用しています。これは、たとえば患者さんで奇声を上げたり暴力を振るおうとする場合、男性看護師の方が対処した方が上手に解決できるケースが多いためです。女性看護師からしても、同僚にこうした男性看護師がいるのは心強いことでしょう。

今はまだ少数派ですが、この不景気でも給料水準は平均より上ですし、今後も男性看護師の活躍の余地は大きいと思われます。


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