公務員の看護師、給料・ボーナスってどうなの?



看護師の主な求人先として挙げられるのが、国立・公立病院と私立病院です。同じ病院であっても、国立・公立と私立などでは違いがあるといわれていますが、給料やボーナスにはどのような違いがあるのでしょうか?


国立・公立病院と私立病院などの違いは、まずそこに勤務する看護師が「公務員」であるか否かという点です。

看護師は国立病院勤務であれば準国家公務員、県立・市立病院勤務であれば地方公務員と同じ扱いということになります。
したがって、看護師の給料やボーナスも待遇条件と同様に公務員扱いとなってくるのです。


公務員扱いとなる公立病院の看護師の給料を見てみると、国立は別としても県立・市立では地域による差や病院による差がかなり出ています。

いわば、勤務した自治体によって差が出てしまう公務員看護師の収入ですが、その平均額はどのくらいなのでしょうか。


厚生労働省と人事院の統計を基にしたある算出によると、看護師で最も平均給与が高いのは「公立病院(県立・市立など)」で約38万円、次が「国立病院」の約35万円、次いで「公的病院(大学・日赤など)」および「一般法人」の約34万円となっています。

その他の「社会保険医療法人」は約32万円、「医療法人」は約30万円、「個人病院」は約29万円ですから、国立・公立病院の看護師の給与は高めであるといえるでしょう。

これは公務員看護師全体のも含めた平均ですので、初任給から給与が高いとは一概にはいえません。

公務員看護師のボーナスは?

一方、公務員看護師のボーナス(賞与)額はどうでしょうか。
標準的な一般職の国家公務員の場合、企業のボーナスに当たる2012年の期末手当と勤勉手当の平均は約3.9カ月分という結果となっています。

この数字から公務員看護師の手当て(ボーナス)額を推計すると、約137~148万円程度と考えられます。


この手当て(ボーナス)額は国家公務員の給与の改定と臨時特例に関する法律により、これまでより約1割減となったもので今後の動向次第では変化が見られる可能性もあるでしょう。

公務員看護師の平均年収を見てみると、看護協会の調査では国立大学病院勤務の看護師で約550万円、公立(県立・市立など)病院勤務の看護師で約590万円という調査結果が出ています。


看護師全体の平均年収額が約430万円ですからその差は約130~160万円となり、公務員看護師の年収は一般的な看護師よりも高いということができるのです。

安定的な職場であるとともに給料・ボーナス面でも期待できる公務員看護師への転職を考えているなら、国立・公立病院などの求人情報豊富な転職サイトを利用するといいかもしれません。

看護師の転職サイト、おすすめは?

看護roo!
※九州・四国はサービス対象外です

 無料登録はコチラ



マイナビ看護師

 無料登録はコチラ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です