看護師の転職体験談(4):整形外科病院から脳外科クリニックへの転職


(写真はイメージです)


(愛媛県 20代 女性)

転職前の仕事内容と転職理由

転職前は、小さな手術が行える地域の整形外科病院に勤めていました。業務分担型で、リーダー、バイタル係、外来係、入浴係、処置係、手術係、フリー係などと毎日個々の振り分けがあるような業務内容でした。


マニュアルが一つ一つ事細かに決まっており、迷うことなく仕事に溶け込むことが出来ました。高齢者が多く、看護も重要ですが、介護度の高い方が多く、高齢者との関わりを習得するのに良い環境でもありました。

スタッフ間の協力体制や相互理解が十分にあり、急な休みにも対応できる柔軟性がある病院でした。健康上の理由により退社せざるを得なくなったのがとても残念でした。

就職活動の方法と転職先決定の理由

前歴の就職活動には、ハローワーク求人や友人からの情報をもとに再就職を決定しましたが、今回は、ハローワークでの雇用保険利用の該当出来ない状況等があり、看護師転職サイトの利用を考えました。


その情報を知ったのは、看護協会の広報誌だったと思いますが、「ナース人材バンク」という看護師転職サイトの記述を拝見したことです。

早速、「ナース人材バンク」のサイトを検索していると、たくさんの看護師求人斡旋サイトがネット上に検索されました。


ナース人材バンクを選んだ理由は、業界大手との記載や実績ナンバーワンと書かれていること、厚生労働省認定と言うことがあり、この転職サイトの活用、登録を決定しました。

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実は、サイトについてあまり良い印象はもっておらず、プライバシーや情報流出などを疑ってしまい活用することを躊躇していました。しかし、厚生労働省認定などのお墨付きがあるために、大丈夫であろうと判断しました。

この他にも、「看護のお仕事」や「ナースではたらこ」などの厚生労働省認定のサイトもありましたが、業界の実績などから「ナース人材バンク」への登録を行いました。


登録すると、コンサルタントと言う自分の担当者が決定し、その方とやりとりを行うこととなりました。職場に対する要求や労働条件の希望などを事細かに確認し、それにあった求人検索を代行してくれました。

急性期、二交代、人間関係、好給与などの条件を伝え、一般外科や整形外科、内科などの複合科の地域病院、脳神経外科単科の超急性期クリニック、一般消化器内科医院など5件ほどの求人情報を頂けました。

どれも聞いたことがある病院ばかりでしたが、急性期病院の経験、高齢者看護の経験、回復期や療養型の経験から、やはり自分は急性期での忙しい業務が向いていると感じ、以前から気になっていた脳外科のクリニックへの就職希望を伝えました。


しかし、あまり人間関係の良い噂がなく、不安があることを伝えると、職場訪問を行い、病院の雰囲気や人々の流れ、業務の忙しさを拝見してくれたり、採用担当者と直接匿名の求人希望者がいると面談を行ったりと奔走してくださり、その方の雰囲気やもの言い、労働条件や待遇などの確認を行ってもらえました。

人間関係は、働いてみないと分からない部分もあるため、個々の印象が違う場合もあるため、なにより興味のある分野であり、労働条件が、以前の病院より良く、年収370万円程度、休みが年間120日程度、ボーナス3.1カ月と昇給が毎年あるということで、労働条件にも納得し面接を受けることになりました。

採用試験と就職への流れ

面接は、事務長と看護師長のより行われ、ナース人材バンクの方とのやりとりで決定事項が多く、特に面接という感じは無く、必要書類の説明と、就業規則の説明、労働条件の確認などでものの数分で終わりました。また、病棟案内やスタッフの紹介の済ませて帰ることになりました。

入社後の印象

就職してみての印象は、脳外科の超急性期病院として個々のスタッフが意識高く業務を行っていました。クリニックとしての位置づけですが、大きな病院の病棟に劣ることのない忙しさとやりがいを感じました。

自分の中で問題としていた人間関係は、看護師長の意識が高く、気分が高揚すると高圧的になることがありましたが、職員同士がメンタル面をフォローし合い、なんとか支え合えている感じで仕事が行えました。残業時間がもともとは多く、一日3時間程度はありましたが、電子カルテ化や業務のマニュアル整備により毎日1時間以内の残業に改善していきました。


新人採用や中途採用も積極的に行い、プリセプターなどの教育システムはありませんでしたが、その日に教育や業務のフォローを行う看護師を慣れるまで必ずつけてもらえ、助言や指導を貰いながら仕事に慣れていくことが出来ました。

研修の参加や、学会などの参加は、日々の業務が本当に忙しくあまりできませんでしたが、先端を行く脳外科治療を行っていたので各自が勉強を行ったり、医師から教わることが多かったように思います。また、業務改善にも積極的で、病院内の改革を行い、患者さんの満足度を高めようという雰囲気もありました。スタッフ同士が刺激をしあい、高めあえる環境で、たくさんの経験を積むことが出来ました。

転職方法と注意点

転職の際は、これまで、自分での情報収集、ハローワークの活用、看護師転職サイトの活用など様々行ってきましたが、一番良かったのは、看護師転職サイトの活用でした。自分の希望を伝えると、家にいても求人情報がメールやインタネットで入り、気になる情報を確認、質問するとその回答が返ってくるため、安心して転職活動を任せることが出来ました。

労働条件をよりよいものにしようと積極的にコンサルタントの方が動いてくれることで、年収は50万円程度アップし、また、働きたいと思っていた急性期病院でやりがいある職場への転職が叶いました。


採用に関しても、先方との調整や面接日程、労働条件確約書の作成など行ってもらえ、何よりも良かったのは、労働条件確約書です。これを行うことで、契約が口約束ではなく、好条件での転職が確固たるものとなってことが安心でした。

人間関係について、不安を伝えると、先方を訪問し、看護師長やスタッフに合い、雰囲気などを確認してもらえたことも良かったです。就職してみても、そこまでいじめがきつい、教育を受けにくいなど問題を感じたことは無く、すぐに雰囲気に溶け込むことが出来たのが良かったです。もし、今後転職をすることがあれば、もう一度看護師転職サイトを利用したいと思います。



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